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トリスタンとベイオウルフ

トリノ・エジプト展(仙台会場)

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宮城県立美術館で開催中の「トリノ・エジプト展」に行ってきた。

日曜日なので混んでいるだろうなぁと思ったけれど、入場に並ぶ事はなかった。
展示室内は、小さい作品の前は人だかりが出来ていてなかなかじっくり見るというわけにはいかなかったけれど、大きな彫刻は余裕で見られたのでまぁ許容範囲の混雑だった。

とりわけ美しい彫刻は、看板写真にもある「イビの石製人型棺の蓋」と「アメン神とツタンカーメン王の像」ですかね。
イビは王族じゃなくて役人なのに、こんな素敵な棺蓋を作ったのがびっくり。どんだけ権力があったんですかね。

幼女のミイラ(もちろん中身は見えない)や大人のミイラもいた。
とある女性の棺を再利用して別の男性を入れたという棺もあった。しかも死者の名前を書き換えただけというアバウトさ。
当然棺の彫刻は女性用なんだけど、いいのか?そんなんでも。
展示品の半分は棺や副葬品等の埋葬関係品。昔の人は誰に見せるでもないものにこんなにも金と労力を費やしたんだなと感心したよ。


美術館に行く時にうっかり観光客向けバス「ループル仙台」に乗ったら、瑞鳳殿やら青葉城やら東北大やらを巡ってしまったよ…。
普通の乗り合いバスだったら180円だけど、250円払って運転手さんのガイド付きで30分ほど車窓を楽しんでみた。
宮城に来て3年目だけど、まだこの辺は行った事がなかったから、まぁいいか。
by taba-aki | 2009-11-08 22:51 | お出かけ