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トリスタンとベイオウルフ

お仕事絵かな?の続き2

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右から外国産動物の検疫、野犬は病原菌も持ってるかも?、毎年予防注射をしましょう、の3種。
とりあえず、これでラストにしたい。

前回記事のコメントで、「生存競争系が多いようですが」とありますが、このネタは依頼なんですよね。
ちょうどいい写真もないし、文章よりもイラストで出した方が分かりやすいんじゃないかということで、ワタシもかなりネタに走ったというわけ。
基本的に今回の仕事は「こんな内容のイラストを描いて欲しい」と指定されていて、あとはワタシの裁量で描いてます。

そもそも、自治体の推進する動物愛護というのは単に動物を可愛がりましょうということだけでではなくて、生態系のあり方、ひいては命のあり方を正しく理解して欲しいという面もある。
むちゃくちゃなペットの飼い主さんも多いからねぇ…
昨日は保健所に「飼えなくなったので処分したい」という電話が続いたんだけど、処分=殺すということが分かっているくせに、自分で動物病院に連れて行き安楽死させることには抵抗があるみたい(電話の会話を聞いた限りの話なので事実と異なる部分もあります)。


ワタシ個人の考えですが、飼えなくなる可能性が1%でもあるのならペットを飼う資格はない。
万一飼えなくなったら譲渡先を探し、それでも無理なら飼い主が責任を持って命を絶つくらいの覚悟が欲しい。
可哀想だという人もいるかもしれないけど、野良犬猫の苦情が一向になくならないのは中途半端な愛護精神のせいじゃないかと思うんだわ。
…とは、なかなかオープンには言えないんだけど。
それにワタシ本来環境担当だけど、獣医師としてはこんなスタンスです。



自治体の犬猫仕事が少しでも減れば、その分税金が他に有効に使われることになるのになぁ…
by taba-aki | 2010-11-27 16:17 | お絵描き