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トリスタンとベイオウルフ

種運命SP 〜選ばれた未来ってどうよ!〜

ネットではずいぶん賛否両論(否の方が多いかも?)の『ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS 選ばれた未来』、ワタシも深夜にもかかわらずリアルタイムで見たけど、微妙な出来でしたねぇ。

全50話の総集編というよりは、ラストを中心に再編成したもの。こりゃ、どうがんばっても前半で死亡した人の出番はないな〜と意欲半減ですが、本当に真の総集編を作る気だったら、せめて劇場版3作分の時間は必要ですから、これが妥当なところでしょう。



ところで見終わったらやっぱり文句ばっかり。しかも最終回と同じ展開にまでさらに突っ込みを入れたくなる。基本的には10月の最終回での疑問に、いくつかは答えてくれた形に仕上がっていたことは良かった。というか、本編でこれくらいやってくれよ!と心底思いましたね。
それほど気合い入れてDESTINY見ていたってことかなぁ(そんなはずはないんだけど)。



前半のMS戦は新作映像も織りまぜて、かなり時間を割いていました。良いことです。おかげでキラvsレイ、アスランvsシンもよく分かったし、アークエンジェルなど他での局地戦も比較的ちゃんと描いていましたから。
欲をいえば、もう少しミネルバ自身の戦いもきちんと描いてくれると良かったな。


それでもやっぱり、ステラの魂とシンが会話するところは、どう見ても唐突。明日がどうのこうのいうなら、ステラに導かれたシンがメサイアに行って、議長とタイマン会話するくらいに持っていって欲しいですよ。

実際議長とタイマンやったのはキラくんですが、今回はアスランくんも途中参加させてましたね。キラだけにおいしい所もっていかせるわけには行かないとでも思ったんでしょうか。あぁ、もうだったらあの議長が亡くなるシーンは本当に全く新しいのに変えて欲しかった。スペシャルじゃ議長がさらにラスボス扱い。
酷いや、これじゃ単なる悪役じゃないか。

激戦を他人事のように司令部からじっと見つめる議長のシーン。そこで哲学的な台詞でも吐くかと思えば、クルーゼの幻影登場。
人は戦わざるを得ないようなことを思っていらっしゃるらしいですが、あなたのせいじゃないですか。ロゴスを壊滅した後これで大義名分の戦争が終了するかと思いきや、デスティニープランを発表して計画に賛同しないオーブを敵国視して戦争継続したんですから。

クルーゼにどうにもならないこともあると言われておきながら、「私はただ勝ちたいだけだ」なんて悪あがきっぽい台詞を言わせるなんて。そりゃあ誰だって負けるよりは勝つ方がいいに決まってますから。そんな安っぽい議長の台詞なんか聞きたくないよ...(泣)。


最終回では、キラはレイを見捨てていったという声があったからなのか、今回はキラくん一応レイの方を顧みてましたね。でも反応のないレイに赤の他人であるキラは強く説得できるはずがない。そこでせっかく来たアスランの出番じゃないですか?一応ミネルバで一緒に戦った仲でしょうに。それでレイが行くのを激しく拒むのならそのまま残して脱出でもいいけど、たいしたやり取りもなくやっぱり残して二人で脱出。
レイが拒絶して、タリアや議長と伴に死を選ぶというのが明確だったら良かったのにな。


いやいや議長が死の淵に立っても、タリアが残るのを拒むくらいの器量を見せてくれたらどんなに漢らしかったことか...

銀英伝のファーレンハイト提督パロディ使えばこんな感じ。

ギル「恋人を道連れにしたと言われては、天上に行ってから私の席が狭くなる」
タリア「じゃあ、何か形見をいただけないかしら。」
ギル「わかった、形見をやる。お前の命と....レイの命だ。生きて私を想い続けてくれ。死ぬなよ...」


議長絶命。タリアとレイはキラとアスランに抱えられながら脱出。
カッコよすぎるぜ、議長!!

これぐらいやって欲しかったよ。



....今思えば、あそこでタリアが残るのは彼女の自己満足に過ぎなかったですね。ギルバートはもう誰にも渡さないわ、と。
まぁ本人もわがままでごめんなさいとアーサーに言ってたからいいんですけど。




プラントとオーブとの戦いの決着。最終回では議長が死んでナァナァになっていたのに、スペシャルではなんとラクス嬢が停戦を呼びかけていましたよ!戦場でのオーブ側責任者代表はなんだかんだいってもラクスなので、プラント評議会が沈黙をしていればそりゃそういう展開にはなるけど、だけど、なんだかすごく微妙な気持ち。
アークエンジェルもエターナルもオーブを守るために「オーブ軍」として戦ったのに、なぜ停戦という政治レベル決断をカガリではなく、ラクスがやっちゃうんだろう。
終戦協定の協議にはもちろんカガリがオーブ代表として出ていったけど、それはもう当然だから。

「プラントの歌姫」が呼びかけた方が、ザフトの連中が納得するからでしょうか。
呼びかけ直後に両陣営から一斉に停戦信号が放たれたのを見ると、ラクスのカリスマ性には恐るべきものがあります。そりゃデュランダル議長が存在を脅威と思うわけだわ。

だからといって、ラクスが最高評議会議長になるのだけはやめてね。
お願いだから。




そして、問題の後日談シーン。

c0014117_2173437.jpgシンが家族の墓参りにオーブに赴いたとき、ルナマリア・メイリンは一緒でもいい。アスランとはいつのまに仲直りしたのか分からないけど、まぁいい。でもこのシーンはそれだけで十分じゃない?

なぜそこに、キラとラクスを出してくる!
お偉いさんは来なくていいから!!



だいたいキラたちがオーブの慰霊碑に花を捧げにくる理由がよくわからないですよ。ラクスはプラントに戻って評議会の仕事があるんじゃないのか?
先の大戦でオーブ側にも甚大な被害があったから、戦争指導者としては追悼の念を捧げなければとでも思ったのかな。
まぁ、それだったら別にいい。
そうじゃなかったら....すごく不自然だぞ、キララクが来るのって。

ここのシーンでカガリを出さなかったのは、やはりシンの中でまだオーブが許せないって面があったんじゃないかと思ったんだけど、そうじゃないなと思ったのは...

キラがシンに対して握手を求めて「一緒に戦おう」。
シン、ためらいながらもキラやアスラんにたたみかけられ、思わず「はい」。
ワタシも思わず画面に突っ込みましたよ。

はぁ?戦争が終わったばかりで、まだ戦おうというんかい!

第一キラは登場当初は戦いたくないって言っていたじゃないかよ。いつから非暴力を撤回したんだ?
フリーダム乗り回して、「花を植える」はないよなぁ。


だいたい、シンもシンじゃ。素直にキラの言葉に打たれている場合じゃないって。
ステラを殺したのは、誰でもないキラなんだから、せめて「一発殴らせて下さい」ぐらいの行動があってもよさそうだろうに。


この最後のシーンさえなかったら、「とりあえず最終回としてまとまったな」と思うだけですんだのに。
なんだか、もやもやする...




1日おいて頭を冷やしたのに、やっぱり文句しか書けませんでした...
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Commented by AppleTeaKobo at 2005-12-28 08:58
こんにちは~。コメントありがとうございました。
こちらの感想、私も同じように思ったことが多かったです。
ところで、

>銀英伝のファーレンハイト提督パロディ使えばこんな感じ

ウホッ、議長、かっこいい!かっこ良過ぎ!(^^ゞ
でもこんな良い議長だったらこういう結末にはならなかったかも。(^^ゞ

また寄らせていただきますね~
絵も楽しみにしています。
Commented by taba-aki at 2005-12-29 00:41
某提督ネタは記事を書きながらフト思い浮かんだものです。
議長も好きだから私的にはOKなんですが、やっぱりかっこ良すぎですよね(笑)。

今思えば漢な死に様はトダカ一佐のところで使ってしまったから、議長の場合はあれだったのかなぁと思ってもみたり。

絵を楽しみにされると、頑張る気になります。ありがとうございます。
年賀状が終わったので、今度こそ双璧絵を完成させなきゃ!
by taba-aki | 2005-12-27 20:57 | ガンダム | Comments(2)